デザイナーの理想を確実なものにさせるために、ケプラではお客様と一丸になって作業を進行させていただきます。それら
デザインの妙とスピーディーな製作期間を両立するためには、高い技術力とセンスに加え、数ある成形法からどの素材を使い
どう作業を進行させるかの総合力が問われます。
それは、お客様とのコミニュケーションからはじまり製作技術にいたるまで注意深く慎重に最終目的をくみ取り、手をつけ
ることでデザイナーの思い通りのモデルを完成させていきます。
スケールモデルの作製、デザインチェック、データ化、1/1クレーモデルを経て、永年の経験を活かしたCFRP(カーボン)で
のエクステリア形成、インテリア形成、塗装、アクリル材によるウィンドウの再現まで一貫したスピーディーかつ優れたデザ
インの表現力は、お客様の理想を高いレベルで実現させていただけるものと自負しております。
お客様の求めるデザインや機能を具現化し、それを製品化するための制約を如何に解消するかをお任せ下さい。
ケプラが導入している設備についてご案内致します。
■大型オートクレーブ
弊社では大型のワンBOX車が一台完全に納まってしまう3100×6000mmという大型の有効範囲を誇る自動車業界では最大級のオートクレーブを2012年6月より稼動。
◆オートクレーブとは・・・?
航空宇宙関連部品、風力発電プロペラ、F1モノコップ、極限の強度と軽量化。
以上の部品製造には最適な製作が可能。
◆概要
接着材を硬化させる為に高温(120〜180℃) 高圧(0.69MPa)no 環境を作り出す圧力釜です。
接着構造部品の製造メーカーのSPECにより高温と圧力は
厳密に制御可能なものでなければなりません。
通常は圧縮空気で使用します。
オートクレーブの缶体内温度は高圧、高温となるため、火災になる可能性があります。
よって加圧駆体として、窒素ガスも使用できます。
■缶体外部 内径3600mm×胴体7700mm×内容積95.45
■缶体内部 内径3250mm×6500mm
有効範囲 内径 3100mm×6000mm
■温度・圧力 圧力・最大0.97Mpa×温度・最大250℃
■硬化台車 台車総重量 1050Kg
■管内設備 新空口 モニター 10EA
吸引 20EA
熱電対コネクター 30EA
対応熱伝対 K-TYPE(K熱伝対)
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■中型オートクレーブ
ここ数年、ますます増加傾向にあるカーボンパーツの製作需要。その需要に比例してシビアになるコス
ト及び納期へのご要望。これらの課題にレスポンスよく対応するため、私たちは自社にオートクレーブを導入しました
オートクレーブ仕様 | |
装置名 | オートクレーブ(ヒーター、攪拌ファン、冷却ラジエター付) |
有効内径 | 1500mm |
有効長 | 2200mm |
設計圧力 | 0.95MPa(第二種圧力容器) |
圧力源 | エアー |
設計温度 | 200℃(仕様温度 180℃) |
真空ライン | 11本 |
冷却方式 | 水冷 |
操作タッチパネル | 経過時間/残り時間/プログラム進行 |
モニタリング | 圧力、温度のトレンドを画面にグラフで表示。 |
プログラムメモリー機能 | 10プログラムまで記憶(1プログラムで20パターンの温度・圧力の変化を登録可能) |
対応メディア | コンパクトフラッシュ |
データエクスポート | エクセル形式(圧力・温度の開始から終了までのグラフ化) |
主要製作製品 | 航空機部品/自動車用アフターパーツ/2輪車用アフターパーツ/ 2輪・4輪レース用部品 |
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■真空注型装置
製品クオリティーはもちろんですが、納期・コストを最重要視されるお客様のニーズにもお応えすべく、真空注型装置も導入 しています。真空注型 マスターモデルから作った樹脂型にウレタン樹脂を流し込み製品を作ります。従来の金型とは違い樹 脂型は、短期間、ローコストでの製作が可能となりました。小ロットでの製作も可能です。
真空注型装置仕様 | |
装置名 | 真空注型機 |
ミキシングヘッド | 1台 |
吐出量 | 2〜6kg/min |
モーター | 200V0.75kw |
原料タンク | 2基 |
容量 | 20リットル |
型式 | 真空攪拌脱泡式N2封入式 |
加熱方式 | バンドヒーター式 |
主要製作製品 | 各自動車メーカー量産試作品/その他量産試作品 |