沿革

 1982年。2輪モータリゼ−ションが盛んな時代にレース用のカウル製造会社としてケプラは誕生しました。その頃、FRP開発で取り組んでいたことは、いかに軽く丈夫な製品を作れるかということです。「実際に見て、使って感じることのできる品質の高さ」という結果を得ることが、ケプラ自らが課したテーマでした。それはクライアントからの当然の要望でもあり、他を圧倒する製品でなくてはならなかったのです。

 精度と感性に訴える作品を創造すること。こうしてケプラは技術を磨き、お客様と共に成長してまいりました。今日でも、多くのレースチームから採用される当社のオリジナルのカウル&シートデザインは、軽く、耐久性に優れ、かつ空力の良さなど、すべてはケプラの普遍的なテーマから生み出されています。

 4輪の世界では、1983年のエキサイティングカーショーでメーカーのエアロパーツを製造し当時のパイオニアとして活躍。後のオートサロンでグランプリ作品を始め、数々の賞に輝く作品を残しました。また、ル・マン24時間耐久レース用のカーボンパーツ製作やオリンピックの日本代表自転車チームのカーボンホイールなどを製作し、高い技術力が認められ今日では各自動車メーカーのモーターショー用のコンセプトカーの開発及び製作にも力を注いでおります。「実際に見て、使って感じることのできる品質の高さ」。求められる物が変わっても、ケプラのテーマは普遍です。

□1982 ケプラ発足
オートバイレース用FRPカウル等の製作を開始。
□1983 1992年に至るまで、ル・マン24時間耐久レース用カーボン部品を製作。また、オリジナルデザインによるレース用カウリングシートを開発・販売し、各チームに採用される。現在もその信頼性が認められ愛用され続ける。
□1992 バルセロナオリンピックでは、日本代表自転車チーム用のカーボンホイールを製作。国内メーカーのモーターショー用のコンセプトカーの開発・製作に携わる。
□2000 業務拡張のため、三郷市彦糸に新社屋を建設。
□2002 業務を拡大し、乗用車の試作車、コンセプトカーの製作を受け持つ。
□2006 弊社に、新オートクレーブを導入。

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